教育体制
Ⅰ.教育方針
- 自ら考え、行動する力をもち、働きやすい環境を自らの手で創ることができる、自律した人の育成を目指す
- 患者様に寄り添い、患者様の視点で思考し、問題を発見・解決する能力を持った看護師の育成を目指す
Ⅱ.教育目標
- 向上心を持って学習し、専門職業人としてのキャリアアップができる
- 自分の意見を述べ、人の話を聴けるコミュニケーション能力を持ち、他者と協力した取り組みができる
- リハビリテーションチームの要としてチーム間の連携を図り、質の高いリハ看護が提供できる
- 指導者・管理者として多様な価値観を理解し、幅広い見方ができる能力を身に着ける
Ⅲ.教育方法
<段階別卒後教育計画>
※ 新人教育
◇プリセプターシップによるマンツーマンでの指導を行う
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1年目 |
2年目 |
目標 |
- 社会人・専門職業人としての自覚を持ち、責任ある行動ができる
- チームメンバーとして、チームの中での役割を意識できる
- 多職種を理解できる
- 疾患・障害を理解できる
- 基準・手順に沿って、安全な看護が実践できる
- 患者の看護計画の立案・実践・評価ができる
- 自己の看護の振り返りができ、2年目の課題を明確にできる
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- 自分の考えを伝えることができ、他者の意見や考えを尊重できる
- 看護チームにおけるメンバーの役割を理解し、行動できる
- 多職種の役割を理解し、連携できる
- 倫理的配慮をもって、対象の理解・アセスメント・対応ができる
- 日々の看護実践を振り返り、疑問解明や課題の明確化に取り組むことができる
- 対象が自己決定できる支援について理解できる
- 医療安全・感染予防・災害対策の基本的な実践ができる
- 問題意識を持ち、自己の学習課題を明確にできる
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教育内容 |
- 新人オリエンテーション(全体)
- 新人研修
- ・PT OT ST研修・回復期リハ看護
・滅菌 清潔・緊急時の対応
- 技術指導(看護技術チェックリスト)
- 事例報告(3月)
- 1年目の振り返りと課題レポート
- 多施設合同研修参加(院外研修)
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- 技術指導(看護技術チェックリスト)
- 事例検討(2月)
- 2年目の振り返りと課題レポート
- 山梨県看護協会の継続教育計画ラダーⅠ研修に参加(院外研修)
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※ 現任教育
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3~4年目 |
5~6年目 |
目標 |
- 看護チームにおけるリーダーの役割ができ、チームワークを良くする
- 多職種との協働・連携に主体的な関わりができる
- 個別性をふまえた全人的なアセスメントができ、対象への共感的理解と対応ができる
- 各障害に応じたリハ看護が実践できる
- 対象が自己決定できるよう支援する
- 後輩や学生に対して看護実践の指導ができる
- 自己の課題を明確にし、研究的視点で継続的に取り組むことができる
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- リハチームのコーディネーター的な役割ができる
- 退院支援・地域連携構築に向けて、リーダーシップがとれる
- 患者・家族との信頼関係を築き、倫理的問題に対応できる
- リハ看護の実践モデルとなり、指導的役割ができる
- 看護単位の教育を企画・運営できる
- プリセプター・臨地実習指導者の役割ができる
- 自己の研究課題に取り組むと共に、チーム研究における後輩指導ができる
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教育内容 |
- 看護研究研修参加(院外研修)
- 看護観を自分の言葉でレポートにまとめ、課長に提出する(3年目の3月)
- 山梨県看護協会の継続教育計画ラダーⅠ~Ⅱ研修に参加(院外研修)
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- 看護研究に取り組み、発表する(院内)
- 看護単位の研修会の講師を担う
- 臨床指導者研修参加(院外研修)
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